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不動産の税金を解説

【保存版】贈与税を3分で計算する方法

 

面倒で時間がかかってしまう贈与税の計算を分かりやすく解説していきます♫

 

1.非課税枠は2種類あります

 

金銭や不動産などの財産を贈与する場合には、2種類の非課税枠を活用することができます。 

 1つ目は、贈与税の基礎控除である110万円の非課税枠です。これは1月1日〜12月31日の周期で1年間ごとに与えられる非課税枠です。 

 2つ目は、住宅取得等資金の非課税制度によるもので、住宅を贈与する場合のみ与えられる非課税枠です。
 贈与する住宅が省エネ、耐震、バリアフリーなどが充実している住宅と判断されると1500万円の非課税枠が与えられます。上記のような住宅ではない一般的な住宅の場合は1000万円の非課税枠が与えられます。土地のみを贈与する場合はこの非課税枠は与えられません。 

まずはご自身の非課税額を把握してください。贈与するのが金銭や土地のみの場合は110万円、金銭や土地と一緒に一般的な住宅も贈与する場合は1110万円になりますね。

 

 

2.贈与する財産の合計金額を出す

 

そしたら次に、贈与する財産が金額にして合計でいくらなのかを計算します。 

贈与財産には、『金銭』や『住宅や土地などの不動産』などがあります。 
金銭はそのまま計算できますが、住宅や土地などの不動産は評価額を出す必要があります。 

不動産の評価額を出し、金銭と評価額を全て足した金額が贈与する財産の合計金額となります。 

※不動産の評価額を簡単に出す方法は下に記載してあります。

 

 

3.課税対象額を速算表に当てはめる

 

最後に、贈与税の課税対象となる金額はいくらなのかを計算します。 

いま算出した「贈与する財産の合計金額」から、最初に算出した「非課税額」を引いた金額が「課税対象額」になります。 
その金額を以下の速算表に当てはめて税率控除額を調べてみてください。 

(課税対象額)×(税率)-(控除額)= 贈与税 

という計算式で、贈与税を計算することができます。


(1)贈与者が直系尊属(父・母や祖父母)の場合はこの表
 

(2)贈与者が直系尊属ではない場合はこの表



課税対象額が500万円で、贈与者が直系尊属の方だと、
500 × 0.10 - 30 = 贈与税
という計算になりますので、贈与税は70万円になりますね。

 

 

4.不動産の評価額を2分で出す方法

 

贈与税の計算で最も面倒なのが、贈与する不動産の評価額を出すことです。 
通常であれば、税理士さん査定業者さんに評価をしてもらうのですが、時間もお金もかかってしまいます。 

しかし、ネットで不動産の無料査定ができるサイトを使えば、2分もかからずに評価額を出すことができます。 

イエウール」という不動産の無料査定サイトなのですが、こちらで住宅や土地の情報を入力すればすぐに評価額を知らせてくれます。 

「机上査定」を選択すれば、不動産会社が評価額をすぐにお知らせしてくれますので、査定方法の選択のときに机上査定を選んでください。




イエウールで不動産の評価額を調べて、贈与税がいくらなのかを計算してみてくださいね。 

 
 
 
追伸 ちなみに、不動産の売却をご検討中の方へ
 

不動産の評価額を出してくれるサイトとして紹介したイエウールですが、実は業界トップクラスの不動産査定サイトでもあります。 

地元の不動産会社などで売却を検討中の方であれば、ぜひイエウールを利用して売却すべきですよ! 

不動産会社を比較するプロフェッショナルが担当してくれますので、イエウールの無料査定を試してみてくださいね!